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2010年04月 アーカイブ

フランク ピアノ五重奏曲へ短調 2

初演は、一八八○年の1月17日行なわれているが、
そのときピアノを弾いたのは、大作曲家のサン=サーンスであった。

この曲の場合も、「交響曲二短調」や「ヴァイオリン・ソナタ」と同じく、
フランクが得意としていた循環形式と半音階的和声法とが巧妙に用いられている。

この半音階的和声法を多用しているのは、
フランクがすぐれたオルガニストだったからである。

ところで、この曲には、いままでのフランクにはみられなかった、
激しい情熱の高揚をみることができるが、
それは、彼がこのころ、ある女流詩人に、ひそかに恋の炎を燃やし
ていたからだといわれている。

シャブリエ 狂詩曲《スペイン》

シャブリエは、ダンディ、デュパルク、フォーレらとともに、
近代フランス音楽を高みへと導いた作曲家で、
一八四一年の一月十八日に生まれている。

彼の作品としては、スペイン旅行の際の材料をもととした、
この狂詩曲《スペイン》や、ピアノ曲をオーケストラ用に
編曲した《楽しい行進曲》が有名だ。

シャブリエの音楽から、ワーグナーの影響を見逃すことはできない。

たしかに、彼の色彩的なオーケストレーションは、
ワーグナーを感じさせるが、
彼に、ワーグナー以上の感化を与えたのは、
スペインの音楽であった。

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