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2010年05月 アーカイブ

シャブリエ 狂詩曲《スペイン》 2

スペインの情熱的な音楽が、新鮮な息吹となっ
て、シャブリエの心を虜にしたのである。

彼は、あこがれのスペインに、一八八二年(四十一歳)の秋、
旅行し、このとき、夢中になって、スペインの民謡とジプシーの旋律を採譜した。

そして、その資料をもとに生まれたのが、彼の代表作、狂詩曲《スペイン》である。

曲全体に、スペイン情緒が豊かにあふれ、情熱的に展開する、
この作曲の初演は、一八八三年(四十二歳)の十一月四日、
パリでラムルーの指揮で行なわれ、稀にみる好評を博している。

モーツァルト 交響曲第三八番二長調K五〇四《プラハ》

モーツァルトの不朽の傑作、オペラ《フィガロの結婚》は、
一七八六年の五月にウィーンで初演され、
十二月にはプラハでも上演されている。

このプラハでの上演は圧倒的な大成功で、
このオペラをとりあげたボンティー二とプラハの音楽愛好家たちは、
モーツァルトに、この成功をたしかめてもらうため、
プラハに招待した。

モーツァルトは、翌八七年の一月中旬、
さっそく妻のコンスタンツェを連れてプラハを訪れるが、
このときモーツァルトは、
前年の暮れに書いておいた新作の交響曲をたずさえて行った。

それが、「交響曲第三八番二長調」だったのである。

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