モーツァルト 交響曲第三八番二長調K五〇四《プラハ》

モーツァルトの不朽の傑作、オペラ《フィガロの結婚》は、
一七八六年の五月にウィーンで初演され、
十二月にはプラハでも上演されている。

このプラハでの上演は圧倒的な大成功で、
このオペラをとりあげたボンティー二とプラハの音楽愛好家たちは、
モーツァルトに、この成功をたしかめてもらうため、
プラハに招待した。

モーツァルトは、翌八七年の一月中旬、
さっそく妻のコンスタンツェを連れてプラハを訪れるが、
このときモーツァルトは、
前年の暮れに書いておいた新作の交響曲をたずさえて行った。

それが、「交響曲第三八番二長調」だったのである。

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