天安門事件後の中国 3

北京大学と並ぶ名門校・清華大学。


中国共産党李鉄映政治局委員は、91年4月の建学80周年慶祝大会の演説で、次のように強調しています。


「中国の大学は、マルクス主義を宣伝する堅固な砦であり、社会主義精神文明を建設する重要な陣地でもあるべきだ」。


社会主義を徹底して叩き込むため、天安門事件後の89年秋以降、大学新入生は人民解放軍に送り込まれ、全員が1年間の集団思想教育を受けることになりました。


大学の授業では、社会主義理論の追加学習が必修になりました。


卒業後は、中国で「基層」と呼ばれる農山村や末端の工場での労働が義務づけられました。


北京第一外国語大学のある卒業生は、山東省の離島に送られました。


外国の短波ラジオも聞けず、得意の英語をすっかり錆付かせてしまったそうです。


「6.4」の活動家は、いずれも逮捕されるか海外に脱出してしまいました。


厳しい「収」(引き締め)と監視のなかで、エネルギーの爆発は難しいのです。

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