天安門事件後の中国 6
「李鵬首相は悪運が強い。
老天爺(お天道さま)まで加勢している」。
・・・こんなつぶやきを最近よく聞くようになりました。
不人気の李鵬政権が長く続くはずがない、西側の「経済制裁」で李鵬政権は苦境に追い込まれるだろう・・・。
天安門事件の直後、国外の論調の多くはこうでした。
次いで起きたソ連の激変と東欧社会主義政権の崩壊。
「次は中国の番だ・・・」
世界の多くがそう考えました。
しかし、いまのところその兆しはありません。
1991年4月9日、全国人人民代表大会(全人代)がすべての審議を予定どおり終え、閉幕した直後、李鵬首相は、人民大会堂3階大庁での内外記者会見に臨みました。
中国首相が外国記者団の質問を直接受けるのは、外遊出発時の空港会見を除いて、毎年、これ1回だけです。
これをCCTV(中国中央電視台)が、生中継で全国に放送しています。