天安門事件後の中国 9
ところが、李鵬首相は会見の最後になって、突然自ら切り出したのです。
「質問は出ていないが、記者のなかに第14回党大会の開催時期を聞きたい人がいることを知っています。
党大会は規約どおり来年開催され、繰り上げ開催はないと思います。
党大会の前に、代表会議を開く計画もありません」。
・・・つまり李鵬首相は、92年まで中央指導部の人事交代はないと強調したのです。
李鵬首相は「中国の安定とは政府の安定も含むものであり、現政府の任期中は、私のこの首相のポストも変動があるはずはありません」とも断言しています。
首相の任期は、5年間。
李鵬首相の就任は、1988年ですから、93年までは首相を続けると宣言したにも等しいわけです。
この自信はどこから来ていたのでしょうか。